「客観的に自分を見てみよう」
よく言われる言葉ですが、
いざやろうとすると
「どうすればいいの?」と戸惑ってしまうことはありませんか。
【ご質問への回答 第8弾】
沢山のご質問ありがとうございました。
これにていただいていたご質問は以上だと思います!
[質問受付終了済]
※2025年12月追記:カウンセラーとして10年を経て改めて感じる、この問題の本質などを書き加えました
ご質問:どうすれば「客観的」になれるの?
Q:「客観的に自分を見ることが大事」だとよく聞きますが、具体的にどうすればいいのか分かりません。
冷静になろうと思っても難しくて、つい自分を責めてしまいます。
どうすれば「客観的」になれるのでしょうか?
高橋みちからの回答
A:「自分の中に、もう一人の自分(観測者)を作り出しましょう」
「客観的になろう!」と
意気込むと難しく感じてしまいますよね。
私も以前はそうでした(笑)
客観的に自分を見るということは、
自分を突き放すことではなく、
『今の自分の状態を、少し離れたところから眺めてあげる』ということです。

自分から切り離してジックリ観る感じ
なぜそれが難しいのか
そしてどうすればできるようになるのか
今回は、脳の仕組みから、具体的な練習法までをお伝えしますね♪
脳は「省エネ」のために「思い込み」を使う
私たちが客観的になれない最大の理由は
脳の「省エネ機能」にあります。
私たちの脳は
毎日起こる出来事をすべてゼロから考えていると、
すぐにエネルギー切れを起こしてしまいます。
そのため、
過去の経験をベースにした「頭の中の辞書(思い込みの集積)」を作り、それを使って瞬時に物事を判断しようとします。
- 「上司が不機嫌なのは、私のせいだ」
- 「私はいつも、肝心なところで失敗する」
これらはかつての記憶が作った「辞書の1ページ」にすぎません。
ですが
私たちはこの辞書の内容を『事実』だと思い込んで生活しているので
(『無意識の思い込み』の中にいる間は)客観的になることが難しくなってしまう
客観的になる=「頭の中の辞書」を覗き見ること
客観的に自分を見るということは、
この「頭の中の辞書」に何が書いてあるのかを、
少し離れたところから覗き見ることです。
覗き見てみて、
「あ、このページはもう今の私には必要ないな」と
気づくことができれば、
その辞書の内容(思い込み)はいつでも書き換えることができます。

「その辞書の内容って本当なの?」っていう問いかけになるってことだね!
正しいかどうかを確認せずに、日々の生活に取り入れているってこと☆そう考えるとちょっと怖いよね〜
【実践】もう一人の自分に「インタビュー」させる
客観的な視点を手に入れるための、一番簡単で効果的な方法とは、、、
「自分の中にもう一人の自分を作り、会話をさせること」

コツは、
その「もう一人の自分」を「何も知らない、好奇心旺盛な子供」に設定することです。
例えば、誰かの言葉にイラッとしたとき、
こんな風に自分に問いかけてみてください。
私: 「さっきの言い方、本当にムカつく!」
もう一人の私: 「へぇー、なんでムカついたの?」
私: 「だって、私のことバカにしてるみたいだったもん!」
もう一人の私: 「どうしてバカにされたって思ったの?」
私: 「……あ、そういえば、昔も同じようなことがあって嫌だったんだ」
このように「なぜ?」「どうして?」と純粋に問い続けていくと、
怒りの奥に隠れていた
「本当は大切にされたかった」
「認めてほしかった」
という自分の本音が見えてきます。
これが「客観的に自分を分析する」ということであり、
自分を深く知るということです。
具体的な対話の進め方や
さらに詳しい手順については
こちらの記事でステップ形式で解説しています。
併せて読むと、よりスムーズに自分との対話ができるようになりますよ。
▼ 具体的なやり方をチェックする
追記:この問題の本質
カウンセラーとして活動して10年。
今、改めて確信しているのは、
「自分を客観的に見られるようになることは、自分への最高の愛情である」ということです。
「客観的」という言葉は
どこか冷たく感じるかもしれませんが、実際はその逆です。
自分を突き放すのではなく、
「自分を苦しめている思い込み」から自分を救い出してあげるために差し伸ばす手なのです。
自分の「頭の中の辞書」の内容に気づき、
それを自分にとって心地よいものに書き換えていく。
そのプロセスこそが、あなたの「本当に求めているもの(至福)」を
手に入れていく上での土台になります。
あなたは、あなたの人生の演出家
自分の思考のクセ(思い込み)を理解していれば、
今よりもずっと満足感のある毎日を送ることができます。
誰かの言葉に傷ついたり、
自分を責めたりする毎日を変える鍵は、常にあなたの中にあります。
ぜひ、楽しみながら「もう一人の自分」と対話をしてみてください。
あなたが本当に求めている未来は、その会話の先に待っています♡
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