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「それって自己満足じゃない?」と言われてモヤモヤする理由 ─ 心の境界線を守る『違和感』の正体

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心理カウンセラー兼コーチの高橋みちです。
いつもありがとうございます。

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「それって結局、自分のためじゃない?」
「ただの自己満足だよね」

そんなふうに、自分の純粋な善意や想いを、誰かの言葉で濁されてしまったことはありませんか。

反論はできないけれど、かといって納得もいかない。
時間が経っても消えない、胸の奥を土足で踏み荒らされたような、あの【不快な違和感】

今回は、私が10年以上ずっと抱えていたある記憶を通して、
その違和感の正体と、
自分の大切な価値観を他人の物差しから守るための『境界線』についてお話しします。

10年前の違和感の正体

もう10年以上前のことなのに、 なぜか今でも、ふと思い出す言葉があります。

どこだったかカウンセラー系のセミナーで、 話し合いの時間があったときのこと。
私は、「猫の保護活動をしていきたいと思っている」という話をしました。

すると話し合いのお相手から返ってきたのが、
「それって、保護ができる自分に満足したいだけなんじゃない?」 という言葉でした。

その瞬間、頭が止まったような感覚がありました。
反論もできず、かといって納得もできず、ただ理解不能で。
その場では、何も言えませんでした。

不思議なのは、そのとき怒りを感じたわけではなかったことです。
時間が経ってから残ったのは、怒りというより、
『土足で踏み荒らされたような不快感』でした。

大切にしている場所に、許可なく入られたような感じ。
「なぜ、こんなにも引っかかるんだろう」
ずっと心のどこかに残っていました。

『分析』という名の、無意識な暴力

今振り返ってみると、あの言葉には
お相手の持つ『決めつけ』がいくつも含まれていたんですね。

  • 善意は、すべて自己満足である
  • 誰かを守る行為は、承認欲求の表れである
  • 行動の動機は、すべて「欠乏」から生まれる

あの言葉は問いかけではなく、
相手の価値観のフレームを、そのまま私に被せられたような感覚でした。

私にとって、猫は弱くて、小さくて、自然と『守る側』になる存在。
評価されたかったわけでも、良い人に見られたかったわけでもなく、ただ大切にしたかった。

それを「本当は自分のためでしょう?」と動機をすり替えられたとき、
起きていたのは、
意見の違いではなく『価値観への侵入』でした。

だから、怒りではなく、強い違和感として残ったのです。

『怒り』ではなかったのがポイント

相手の解釈を『自分の真実』にしない

当時は言えなかったけれど、今ならこう言える気がします。

「あなたには、そう見えるんですね」

相手を否定もせず、かといって無理に歩み寄りもしない。
相手の解釈を、自分の真実にしない。
これは、相手を突き放す言葉ではなく、『自分の境界線』を守るための言葉です。

昔のみちはこれが苦手だった

心理学的な『裏の理由』にすべてを還元してしまうことは、
ときに人の心を傷つける暴力になり
得る

説明できないモヤモヤや不快感。

それは、あなたの感受性が強すぎるからでも、
心理を理解していないからでもありません。

『自分が大切にしている価値観が、踏み越えられたサイン』です。


▼ 相手の『勝手なイメージ」に振り回されないために
『自己満足』という決めつけと同じように、相手が勝手に期待し、勝手に『ガッカリした』と投げつけてくる言葉に傷ついている方は、こちらの記事も読んでみてください。
相手の言葉の『トゲ』を抜き、自分を守るための視点をお伝えしています。

この違和感が今の私の『原点』

10年以上経った今、
カウンセラーとして活動する中で、私は心に固く決めていることがあります。

それは
『クライアントさんの心を、決してジャッジ(判定)せず、決めつけない』
ということです。

「それは承認欲求ですね」
「投影ですね」

そんなふうに、
誰かの純粋な想いを、
心理学の既存のラベルで無理やり分類してしまうことの暴力性
を、
私は身をもって知っているからです。

あなたが『大切だ』と感じたその感覚に、理由なんてなくていい。
あなたの善意を、誰かに証明する必要もありません。

あの時の違和感があったからこそ、
私は今、お話ししている方の『言葉にできない大切な感覚』を、
そのままの形で守り、寄り添うことができているのだと思っています。

善意を説明する必要はありません

あなたが『守りたい』と思ったその善意は、
あなたがそれを感じ、動こうとした瞬間に
誰の分析・ジャッジも寄せ付ける必要はありません。

もし今、
誰かの言葉に自分の純粋な気持ちを濁されそうになっているなら
その違和感を信じて、こう自分に言ってあげてください。

「私は、私の大切にしたいものを、ただ大切にしていいんだよ」


▼ 自分の境界線を守ることに、罪悪感を感じてしまうあなたへ
相手の解釈を「自分の真実」にしないために、そっと距離を置いたり、線を引いたりすること。それは冷たいことではなく、自分を大切にするための真っ当な権利です。 もし今、自分を責める手が止まらないなら、こちらの処方箋を受け取ってください。



【次回は・・・】
なぜ、あのとき私はあんなにも言葉に詰まり、心が凍りついたのか。
見えてきたのは、現代の人間関係に潜む『分析という名の暴力』の正体でした。

「それは投影だよ」
「承認欲求じゃない?」
そんな言葉で自分の純粋な気持ちを濁されそうになったとき、
どうやって自分を守ればいいのか。
次回はその『違和感』を『確信』に変えるお話をしようと思います。

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