相手の言動に対して沸き起こる「怒り」や「悲しみ」
あるいは
誰かに対して感じる「羨ましさ」や「憧れ」
実は、それらの感情の答えは、相手の中ではなく、常に「私たち自身の中」にあります。
どれほど相手を変えようとしても
あるいはその場から逃げ出そうとしても
自分の内側にある『心の種』に気づかない限り
同じような出来事は形を変えて繰り返されます。
Update Message:数年前に書いた記事ですが、今も多くの方に届き続けています。 今の私から改めて伝えたい『パートナーシップ』や『人間関係』の本質を込め、内容を『ブラッシュアップ』しました。 大好きな人の前で「良い彼女」や「愛される私」という『役割』を演じることに疲れ、自分を見失っていませんか? あなたが『本来の場所』で愛され、至福の『パートナーシップ』を築くためのヒントになれば幸いです。
私たちの脳は『自分に関係あるもの』しか見えない
私たちは、自分に関係のあるものにしか興味が持てないという
脳の仕組みを持っています。
- なぜかあの人の言い方が「鼻につく」
- どうしてもあの人の行動が「気になる」
- あの人のことが「羨ましくて仕方がない」
その気持ちがプラスであれマイナスであれ
心が大きく動くなら、
そこには必ず『あなた自身に関係のある何か』が隠れています。
逆に言えば、
自分の中に全く要素がないものに対しては、脳はスルーしてしまい、
感情が動くことさえありません。
つまり、目の前の相手は、あなたの内面を映し出す『鏡』のような存在なのです。

相手を変えても、悩みが繰り返される理由
「あの人がいなくなれば、私のイライラは収まるはずだ」
そう思って相手を変えたり
環境を変えたりすると
一時的には心が落ち着いたように感じるかもしれません。
しかし、しばらくするとまた別の場所で、
同じようなタイプの人に遭遇し、同じような感情に振り回されてしまう……
そんな経験はありませんか?
それは、原因が相手にあるのではなく
相手を通して『自分自身(の未処理の感情や思い込み)』を見ているから
相手を変えることにエネルギーを注ぐのは、
鏡に映った自分の髪を直そうとして、鏡自体を拭いているようなもの。
どれほど鏡を磨いても、あなた自身の髪を整えない限り、映し出される姿は変わりません。
ネガティブもポジティブも、あなたの『現在地』を教えるサイン
もし
繰り返し感情が動かされる出来事があるなら、
それは「とことん自分と向き合うチャンス」です。
- なぜ、あの言葉にこれほど「苛立った」のか?
- なぜ、今の態度にこれほど「悲しくなった」のか?
- なぜ、あの人の活躍を「素直に喜べない(または過度に憧れる)」のか?
ネガティブな感情だけでなく、ポジティブな感情にも光を当ててみてください。
「どんな時に、どう感情が動くのか」という
『自分自身の取扱方法(トリセツ)』を知っておくと
どんな状況でも心に『余裕』を持てるようになってきます。
『心の現在地』を把握すると、周りにも優しくなれる
今の自分が、どんな感情を持ちやすい『現在地』にいるのか。
それを把握しておくだけで、予期せぬアクシデントや周囲の言動に対しても、
「あ、今の私はこう感じているんだな」と一歩引いた視点で対応できるようになります。
自分を深く理解し、
受け入れることができるようになると、
自然と周りの人に対しても、ジャッジすることなく優しくなれる。
それが目指すべき
健やかな人間関係の姿ではないか、と私は思います。
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