【プロモーション】


あおり運転からみる『怒り』を手懐ける方法

この記事は約4分で読めます。

心理カウンセラー兼コーチの高橋みちです。
いつもありがとうございます。

現在、更新が遅れておりますが、よろしければ新規記事一覧新着記事一覧へ】と更新記事更新記事一覧へ】をどうぞ〜

『あおり運転』のキッカケ・スイッチになる“怒り”という感情を上手く手懐けることによって、
必要のない問題を起こす、または、巻き込まれることのないよう、上手く立ち回れるようになりませんか?

[この記事は法人サイトより移行してきたため、内容等お固めかもしれません]

少し前から問題になっている『煽り運転』
最近クライアント様からもご質問を頂くことが増えてまいりました。

今回は、『怒り』という感情について触れていきたいと思います。

あおり運転のキッカケとなる感情

あおり運転のキッカケ・スイッチになる感情は『怒り』ですよね。
それが例え、理不尽で独善的で、利己的なものだとしても…

  • 邪魔をされた
  • 馬鹿にされた
  • 気に食わない 等

こんな気持ちからあおり運転に発展していっているようです。
ちょっとみていただくと、↑のような気持ちって日常生活でもでやすいですよね。

ですので、この怒りという感情を上手に扱う事ができれば、
日常生活で無駄なストレスや無駄な諍いは無くなっていきます
最近では、アンガーマネジメントという言葉も一般的になってきましたよね。

怒りとは?

では、まずは怒りとはなにかを見ていきましょう。

目的がある

怒りとは、沢山ある感情の中で唯一目的』をもって発現するものです。

★怒るとどのようになるでしょうか?
態度・表情にでる、声が大きく・低くなる、
威嚇する、怒鳴る、暴力をふるう、無視する、泣く
相手を陥れる行動をする、等々

★なぜ、そうするのでしょうか?
そうする目的が、相手を自分の思い通りに動かすことだからです。
『相手を自分の思い通りに動かす』という目的の中には、
自分の正しさを分からせる自分が優位に立つため等も含まれます。

コントロールしたい欲求

もっと簡単にいえば、
怒りは、なにかを自分の思う様に”コントロールしたい欲求”により発現している感情なのです。

例えば、
子供がいう事をきかない→苛立つ→怒る→怒鳴る
➡怒鳴ることによって怒っていることを伝え(または萎縮させ)、いう事を聞かせる
この場合は、子供に自分のいう事をきかせる(=自分の思い通りにさせる)ことが目的ですよね。

その他の感情(嬉しい、楽しい、悲しい、寂しい等)は、目的はありません。
嬉しいから嬉しい、楽しいから楽しい、悲しいから悲しい、寂しいから寂しい
何かが欲しいから「嬉しい」という感情をもつのではないので、その感情(嬉しい)の先になにも目的はありませんよね。

発現率が変わる

そして、やっかいなのが、、、
心の余裕によって、怒りの発現率(頻度)は変わってくるということです。

心に余裕がある時とイライラしている時では、発現率(怒る頻度)は変わってきてしまうんですね。
イライラしている時だけでなく、不安を感じている、自分はダメだと思っている時なども、怒り易いです。

例えば、
忙しくてイライラしている時に、仕事の進捗を聞かれ、相手に対して怒りの感情が湧いた。
相手は、いつも確認しているから、いつものように確認しただけなのに…
いつもは、そんなことで怒りの感情が湧かなかったのに、今日は駄目だった。
という事がよくありますよね。

人それぞれ

そして、更に怒りという感情をややこしくしているのが、、、
人によって怒りポイントが違うという事です。

私たち人間は、一人ひとり記憶が違いますよね。
その記憶がベースになっているので、何がその人の怒りのスイッチを押すのかは違ってくるのです。

怒りのスイッチとなる、行動や言葉、環境に対して、導き出されるものが違うので、周りは何に対して怒っているのかが分からないことが多い。

例えば、
上司に「この間の資料どうなってる?」と聞かれた
→自分がちゃんと仕事をしていないと思っているんじゃないか(と導き出された)
→何も分かってくれない上司だ!
➡怒り
と、いうことは、、、本当に良くあります。

怒りを手懐けるために

ちょっと長くなってしまったので、怒りを自分でどのように手懐けるか?については、別の記事にしますね。

『怒り』を手懐ける第一歩は、どのようなものなのかを知る事です。

怒りとは、
目的があり
その時の心の状態で頻度が変わり
人によってスイッチが違う

この三箇条を知ることが先です。

手懐ける方法を簡単にお伝えしておくと…
もし苛立ってしまったら、、、
自分の目的は何かを考え
自分に余裕が無くなって来てるんだなー。休もう!と思い
自分のスイッチはどんなとこかな?と見極めようする
事です。

簡単ではないかもしれませんが、あなたを追い詰める無駄なストレスがなくなりますよ!

タイトルとURLをコピーしました