「返信が遅い=大事にされていないのかな?」
「今日のそっけない態度、私に魅力がないから……?」
そんなふうに、相手の一つひとつの言動に一喜一憂して、
いつの間にか彼の態度が『自分の価値を測る通知表』のようになってしまうこと、ありませんか?
頭では「そんな単純な話じゃない」って分かっている。
なのに、彼に「不合格」を突きつけられているような気がして、心が休まらない。
今回は、相手の態度に振り回されそうなときに、
どうやってその『通知表』を閉じて、自分の中に「本当の安心」を育てていけばいいのか。
そのヒントを一緒に紐解いていきましょう。
「不安な恋のカルテ」シリーズ、第5回目となります。
【連載:不安な恋のカルテ】
- 『正解探し』の恋を卒業する方法
- 苦しい“意味づけ”を止めるコツ
- 「しなければならない恋」から降りる
- 信じたいのに、疑ってしまう状態
- 今ここ:相手の反応で、自分の価値を決めてしまうとき
- 安心を、相手の中に探してしまう恋(次回)
相手の態度が『通知表』になってしまうとき
この状態にいるとき、恋はいつの間にかこんな形になっています。
- 優しくされた日は、安心できる「合格の日」
- 冷たく感じた日は、不安でたまらない「不合格の日」
- 連絡が来たら「愛されている証拠」
- 来なかったら「私には価値がない証拠」

相手の反応=自分の評価 という構図が出来上がっちゃっている
でもね、ここでまず知ってほしいのは、
これはあなたの「依存」や「弱さ」ではないということ。
あなたはただ、「安心したくて」一生懸命に答えを探しているだけ。
なぜ、こんなに揺れてしまうのか?
この背景にあるのは
「私は、ちゃんと愛されているだろうか?」
「このままで、大丈夫だろうか?」
という、とても純粋で根源的な問い。
その答えを自分の内側ではなく『相手の態度』という外側に委ねてしまうと
無意識のうちに相手へ「自分の価値の決定権」を渡してしまうことになる
すると
相手の機嫌や忙しさといった
「自分ではコントロールできないもの」によって、
自分の価値が乱高下する感覚が生まれてしまいます。
こうなると、とても疲れる恋になってしまいますよね。
本当は、相手を見ているようで『自分』を見ている
ここで少し、視点を変えてみましょう。
相手の態度に一喜一憂しているとき、
実は私たちは相手のことを見ているようで、鏡に映った「自分」を必死に見ようとしている状態なんです。

「私はダメじゃないかな?」
「私は足りているかな?」
そんな『自己評価』を、相手の反応を通して何度も確認せずにはいられない。
こんなときは
相手の問題というより
まず『自分自身との関係が少し不安定になっているサイン』だと捉えてみる
この恋で、あなたが本当に欲しかったもの
ここで、自分にひとつだけ聞いてみてください。
「私は、彼の態度を通して、本当は何を確認したかったんだろう?」
きっと、欲しかったのは「連絡」そのものじゃなくて
その先にある『安心』や『肯定』、そして『ここにいていいんだという感覚』だったんじゃないかな。
それは、人間としてとっても自然な欲求です。
だから、そんな自分を責めなくていいんです。
ただ、「それを相手だけに預けてしまうと、自分が苦しくなっちゃう」
ただそれだけのこと。
自分の価値を、相手の手から取り戻す
本当の安心を育てるためのステップは、とてもシンプルです。
- 相手の態度と、自分の価値を切り離す
- 「私はどう感じている?」を基準に戻す
- 安心を『外』だけで作ろうとしない
たとえば、
連絡が来ないときに「私の価値が下がった」と解釈するのを、一度お休みしてみる。
かわりに、
「連絡が来ないと、私は今不安を感じているんだな」と、ただの事実としてのみ
見てあげてください。

それ以外のジャッジは必要ないよね
『評価』ではなく、ただの『観察』に戻る
それだけで、心の波は少しずつ穏やかになり、あなたの中に「静かな安心」が戻ってきます。
恋は、自己採点の場じゃない
恋愛は、あなたの価値を証明するためのテストではありません。
相手の態度がどうであれ、
あなたの価値は1ミリも変わらないし、上下することもないんです。
もし今、相手の一言や沈黙で心が大きく揺れているなら、
それは「もっと安心したいよ」という
あなたの心からのサイン。
それに気づいてあげて
次回は、不安の奥で『安心を相手の中に探してしまう心』の仕組みを、もう一段深く見ていきます。明日の掲載を予定しています。
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ここでは、恋愛を「頑張るもの」ではなく、「安心できるもの」として見直していきます。







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