「あの人には負けたくない」
「期待に応えるために、常に勝ち続けなければ」
ビジネスや日常の人間関係の中で
私たちは知らず知らずのうちに「勝ち負け」という名のリングに上がってしまいます。
かつての私も、役割を全うするために
「成果を出して勝つこと」が唯一の正解だと思い込んでいた時期がありました。
ですが、こだわり過ぎることで、
実はいろんなものが見えなくなってしまうのです。
Update Message:数年前に書いた記事ですが、今も多くの方に読んでいただいています。 今の私から改めて伝えたい視点を込め、内容を『ブラッシュアップ』しました。 自分でも気づかないうちに抱えていた「思考の癖」を紐解き、正体のわからない不安を安心へと変えていく。あなたが心からリラックスして、「満たされながら拡大する」理想の未来を描けるようになるためのヒントになれば幸いです。
勝ち負けの世界に潜む「終わりのない恐怖」
『勝ち負けにこだわる』ということは
世界を「勝ち」か「負け」の二色だけで見ていることになります。
冷静に考えてみればわかるように、
人生において「永遠に勝ち続けること」は不可能です。
いつかは必ず、負ける時がやってくる。
私たちは無意識にそのことを知っています。
だからこそ
勝つことに固執すればするほど
内側では『負けることへの恐怖』がどんどん膨らんでしまう
恐怖が大きくなると
その不安を消し去るために
本来のあなたなら選ばないような行動をとってしまうことがあります。
- 自分の正当性を守るために、誰かを陥れる
- 弱音を吐けず、自分を無理に鼓舞し続けて燃え尽きる
- 虚勢を張り、本当の自分を隠して生きる
こうした「やらなくてよいこと」にエネルギーを注ぐのは、とても苦しいですよね。

そして「負け」てしまったとき
必要以上に自信を失い、誰かを恨み
さらに「次は絶対に勝たなければ」と、より強く勝ち負けに執着する。

これが心を削り続ける『負のスパイラル』の正体
負のスパイラルから脱出するための「問いかけ」
この苦しいループから抜け出すために
まずは立ち止まって、自分自身に優しく問いかけてみてください。
「私は、どうして勝たなければいけないと思っているのかな?」
「負けることで、一体何を失うのが怖いのかな?」
勝ちたい理由の裏側には
きっと
「認められたい」
「安心したい」
「自由になりたい」
といった、あなた本来の『純粋な望み』が隠れているはずです。
そして、もうワンステップ
「もし、すでに理想の未来を得ている自分なら、今のこの『負け』をどう感じるだろう?」
理想の未来のあなたから見れば、
今の勝敗はほんの小さな通過点に過ぎないことに気づけるはずです。
「負け」に負けない自分を信じる
これは「無理にポジティブに考えよう」ということではありません。
例え目の前の勝負で「負け」たとしても、
あなたの価値は何一つ損なわれないし、またいつでも挑戦できる。
『負けに負けないあなた』を信じて

勝っても負けても、すべてあなたの『理想の未来』への糧にしかならないよ
そもそも、その戦いは必要ですか?
そして、一番大切なことをお伝えします。
そもそも、今のあなたは、戦う必要がありますか?
(その戦いは必要なのかな?)
「もしかしたら、(本心では)自分は戦うのを望んでいないかもしれない」
そんな目線もぜひ持ってみてください。
「誰よりも早く成果を出さなければ」と
一人で消耗戦を繰り広げる場所から降りることは
決して「諦め」でも「停滞」でもありません。
前向きな決断です。
誰とも比較せず、ただあなたの「至福」に従って生きること。
そこには、勝ち負けの世界では決して味わえなかった深い安心感が広がっています。
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