「この恋、不安がなくなればうまくいくのかな」
「もっと安心できる自分になれたら、違ったのかな」
きっと一度は、そんなふうに考えたことがあると思います。
不安な恋の中にいるとき
私たちはつい「不安をゼロにすること」をゴールにしてしまいがち。
でも、このカルテを通してお伝えしたかったのは、
不安を消すことでも、無理に強くなることでもありません。
「不安がある自分のまま、どこに戻ればいいのか」
「不安な恋のカルテ」シリーズ、第11回目となります。
最終回の今回は、このシリーズの集大成として、あなたが『自分の場所』へ戻るためのお話をさせていただきますね。
【連載:不安な恋のカルテ】
不安な恋の正体は、あなたのせいじゃなかった
これまでの回で、私たちはこんな心の動きをひとつずつ紐解いてきました。
- 正解探しをしてしまう心
- 意味づけで自分を追い込んでしまう癖
- 信じたいのに疑ってしまう不安
- 期待するほど怖くなる感覚
- 安心を相手に預けすぎてしまう状態
- 執着という形で現れる必死さ
- そして、関係性の中での自分の位置
どれも共通していたのは、
あなたが弱かったからでも、愛が足りなかったからでもない、ということ。
ただ、『安心できる場所』が見えなくなっていただけ。
それだけだった。
不安な恋を卒業するとは、どういうことか
「卒業」と聞くと
もう二度と不安にならない
鋼のメンタルになることを想像しちゃうかもしれないけれど
実際はそうじゃないんです。
不安な恋を卒業するというのは、不安が出なくなることではありません。
不安が出たときに、自分を疑わずに戻ってこれる場所を知っていること

相手の反応に飲み込まれそうになっても
未来を想像して苦しくなっても
「今の私は、ここに戻っていいんだ」と思える位置がある。
その「帰還場所」を自分の中に持てたとき、人は卒業したと言えるのではないでしょうか。
安心は、相手の中に完成形としてあるものじゃない
安心できる恋は
安心をくれる「完璧な相手」を見つけたら完成する
ものではありません。

以前のみちもそうだったけど、こう思っている人多いんじゃないかな?
あなたが、
- 無理をしなくていい
- 縮こまらなくていい
- 自分を見失わなくていい
そんな位置に立てたとき
同じ相手、同じ関係であっても
世界の見え方はガラリと変わります。
安心は「相手からもらうもの」ではなく、『自分が自分に戻ってこれる場所』から始まる。
この感覚を、このシリーズを通してお伝えしてきました。
ここまで読んだくれたあなたへ
ここまで読んでくれたあなたは、もう「不安な恋の中で迷子になっている人」ではありません。
不安が出た理由も
苦しくなった構造も
自分がどこで無理をしていたかも
ちゃんと見える位置まで来ています。
もしまた揺れたら、いつでもこのカルテのどこかに戻ってきてください。
整える、疑う、怖くなる、しがみつく……
それは失敗じゃなく、あなたがそれだけ一生懸命に生き、ちゃんと感じている証拠だから。
安心できる恋は、どこか遠くにあるゴールじゃありません。
「今の自分に戻っていい」 そう思える、その瞬間からもう始まっています。
「不安な恋のカルテ」は、ここで一区切りです。
あなたが、あなたの場所に戻るための道標として、必要なときに何度でも開いてみてくださいね。



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